[Lookup] Language: English, Japanese

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4.3 検索結果の眺め方

Lookup で検索が行なわれると、その結果は二つのウィンドウに分かれて表示されます。一つは見つかったエントリの一覧を並べるためのもので、もう一つは各エントリの本文を見るためのものです。以下、これらを見る方法について詳しく説明します。


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4.3.1 エントリを順に見る

Entry バッファ(see section 検索してみよう)には、検索の結果、見付かったエントリの一覧が表示されます。n(ext) と p(revious) を押すことで、ポイントを前後に移動して表示するエントリを切り換えることが出来ます。マウスの中ボタンでクリックすることで、エントリを直接選択することも可能です。

v(iew) により Overview モードに入ります。これは Content バッファのウィンドウをクローズし、エントリの一覧を一時的に見やすくします。Overview バッファでは、np が単にポイントの移動だけを行なうようになります。もう一度 v とするか <SPC> を押すことで、Overview モードを終了して元の動作に戻ります。

Lookup は、過去に行なわれた検索の結果を履歴として記憶しています。過去の検索結果を参照するには M-p を押していって下さい。逆に、元の検索結果に戻るには M-n を押して下さい。


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4.3.2 本文を詳しく見る

Content バッファ(see section 検索してみよう)には、選択されているエントリの本文が表示されます。これは <SPC> と <DEL> によって、Entry バッファ内から前後にスクロールすることが出来ます。バッファの最後(最初)まで達すると、次(前)のエントリに移動します。また、<> によって、本文の最初と最後に移動することも出来ます。

o(pen) を押すと、Lookup のウィンドウを画面全体に拡げて、Content バッファの内容を広く見ることが出来ます。Lookup のウィンドウを一度閉じれば、次からまた元に戻ります。

s(earch) によって、Content バッファで isearch-forward を実行します。これを抜けるには C-g などとして下さい。

現在参照しているエントリの情報を i(nfo) によって知ることが出来ます。また、t(oggle) によって、本文を整形する前のオリジナルの辞書内容を見ることが出来ます。これらの情報は本文をカスタマイズする際に利用することが出来ます。


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4.3.3 リファレンスを参照する

エントリがリファレンスを持つ場合、L(inks) を押すことでそれを新たに Entry バッファに一覧します。単一のリファレンスのみ参照したい場合には、まず h で Content バッファに移動し、<TAB> の連打で目的のリンクに移動した後、<RET> とすればそれを辿ることが出来ます。あるいは目的のリンクを直接、マウスの中ボタンでクリックしても構いません。


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4.3.4 本文を引用する

Entry バッファで w(rite) を押すと、エントリの本文をキルリングに保存します。このとき次の変数によりその振る舞いを調節出来ます。

lookup-cite-style

エントリ本文を引用するときのスタイル。

asis にすると、Content バッファの内容がそのままコピーされる。 plain にすると、プレーンテキストとして見やすいよう変換される。次のように alist を指定することで、更に細かく設定することも可能。

 
((key1 . value1) (key2 . value2) ...)

key としては、次のものが指定可能。

gaiji

外字をコピーするときのスタイル。値として次のものが可能。

glyph

Content バッファに表示される内容。(asis)

alternate

gaiji-table で指定された代替文字。(plain)

任意の文字列

その文字列を利用。

lookup-cite-header

エントリ本文を引用するときのヘッダ。

コマンド M-x lookup-entry-cite-content 及び M-x lookup-content-cite-region により内容を取り込むとき、その先頭に指定した文字列が付け加えられる。文字列が ‘%T’ を含む場合、辞書のタイトルに置き換えられる。

lookup-cite-prefix

エントリ本文を引用するときのプレフィクス。

コマンド M-x lookup-entry-cite-content 及び M-x lookup-content-cite-region により内容を取り込むとき、各行の先頭に指定した文字列が付け加えられる。

例えば、設定を次のようにしておくと、

 
(setq lookup-cite-style '((gaiji . "□")))
(setq lookup-cite-header "「%T」より\n")
(setq lookup-cite-prefix "| ")

次のような内容が保存されます。

 
「国語辞典」より
| テスト
| □ 1. 試験....

これらの変数に対応して、それぞれ辞書オプション :cite-style, :cite-header, :cite-prefix が指定することで、その設定が優先的に利用されます。(see section 辞書オプション一覧)

また、Content バッファに移動して w を押すことで、そのときのリージョンの文字列だけコピーすることも可能です。 (2)


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