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B.7 ndtp

‘ndtp’ は、主にローカル・ネットワークで共有された CD-ROM 辞書から検索を行なうことを目的とした検索エージェントです。NDTP(Network Dictionary Transport Protocol)のバージョン 2 に対応したクライアントとなっています。

辞書を共有する必要のない場合には、より手軽に設定できるエージェントとして ndeb が利用可能です。(see section ndeb)


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B.7.1 ndtp の準備

ndtp を利用するには NDTP サーバが必要です。自分のネットワークにサーバが用意されてない場合には、自分で準備する必要があります。

NDTP server

NDTP サーバとして、dserver と NDTPD の二つが入手可能です。どちらも電子ブックや EPWING に準拠した CD-ROM 書籍を扱うためのサーバです。

‘dserver’ は、以前から使われている辞書サーバで、NDTP の元となったプログラムです。次のところから入手可能です。

dserver

ftp://ftp.pu-toyama.ac.jp/pub/misc/

‘NDTPD’ は、新しく作られている辞書サーバで、dserver を置き換えられるよう開発されています。次のところから入手可能です。

NDTPD

http://www.sra.co.jp/people/m-kasahr/ndtpd/

サーバの設定については、それぞれのプログラムに附属のドキュメントを参照して下さい。


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B.7.2 ndtp の設定

ndtp は、次のように設定します。

 
(ndtp server)

server には NDTP サーバのホスト名を指定します。

次のエージェント・オプションが利用できます。

:service

NDTP のサービス名。

:port

NDTP のポート番号。サービス名とポート番号の両方を省略した場合は、サービス名として "ndtp" が利用されます。

:account

サーバへのアカウント。これはログに残るという以上の意味はない。デフォルトは "<user>@<host>")。

:coding

サーバに対する process-coding-system。デフォルトは euc-jp

例えば次のようになります。

 
(setq lookup-search-agents
      '((ndtp "dserver" :port 2010 :account "kei@bamboo")))

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B.7.3 ndtp の辞書

サーバが扱っている全ての辞書が有効となります。辞書の名前とタイトルはサーバから与えられます。

検索方式は「完全一致検索」「前方一致検索」「後方一致検索」です。 (see section 検索方式のいろいろ)


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