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2.1 無料の辞書

Lookupは、ネットワークで配布されているフリーな辞書の活用を積極的に推奨しています。無料辞書の一覧は、LookupのWebページのDictionary Collection に一覧されています。


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2.1.1 SDIC Dictionaries

SDIC フォーマット とは、Emacs で使えるシンプルな辞書検索ソフト SDIC で採用されている行指向の辞書形式です。

SDIC 辞書の準備

SDIC 辞書は ‘.sdic’ を拡張子に持つ単一のファイルからなります。単純ゆえの柔軟性で、三つの検索方式で利用することができます。

  1. 直接読み込み方式 (ndsimpleエージェント)

    辞書を Emacs のバッファに読み込んで、直接検索を行なう方式です。メモリを圧迫するなどのデメリットもありますが、Emacs 以外の外部コマンドを必要としないため Windows ユーザにも手軽に利用出来るという利点があります。

  2. grep 方式 (ndgrepエージェント)

    外部コマンドとして fgrep もしくは grep を用いて検索を行なう方式です。十分に高速で便利なため、通常はこれを利用します。

  3. suffix array 方式 (ndsary エージェント)

    外部コマンドとして Sary というソフトウェアを用いて検索を行なう方式です。これはあらかじめ特別なインデックスを生成することで検索を高速化します。 5MB を超えるような大きなサイズの辞書を用いる場合には、こちらの利用が有効かもしれません。

grep 方式を用いるには、外部コマンドとして fgrep もしくは grep を実行パスに置いて下さい。一般的な UNIX システムであれば標準で附属しています。array 方式を用いるには、Sary をインストールして mksary でインデックス(拡張子‘.ary’のファイル)を生成して下さい。

辞書は好きなディレクトリに置いて構いません。direct 方式を用いる場合は、 Emacs 19.34 以降なら辞書を gzip などで圧縮しておくことも出来ます。 ‘~/.emacs.el’ で (auto-compression-mode t) としておいて下さい。

SDIC 辞書の利用

SDIC 辞書は、Lookup の ndsimple, ndgrep または ndsary エージェントで利用することが出来ます。辞書を置いたディレクトリを引数にして、例えば次のように設定して下さい。

 
(setq lookup-search-agents '((ndsary "/usr/local/dict")))

この場合は、ディレクトリに含まれる全ての ‘.sdic.ary’ 拡張子を持つ ‘.sdic’ ファイルが辞書として認識されます。


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2.1.2 dictd Dictionary

dictd フォーマット とは、DICT プロトコル(RFC 2229)に対応した辞書サーバである dictd が独自に採用している辞書形式です。単純かつ十分に実用的なフォーマットです。

dictd 辞書の準備

dictd 辞書は、‘.index’ を拡張子に持つインデックス・ファイルと、 ‘.dict’ を拡張子に持つデータ・ファイルの二つからなります。両方のファイルを適当な同じディレクトリに置いて下さい。

.dict’ ファイルは dictd に附属の dictzip というコマンドで圧縮することが出来ます。圧縮されたファイルは、多くの場合、 ‘.dict.dz’という拡張子を持っています。詳しくは dictd のマニュアルを参照して下さい。

dictd 辞書の利用

dictd 辞書は、Lookup の ndic もしくは ndict エージェントで利用することが出来ます。ndic では辞書の直接検索を行ない、ndict では DICT プロトコルを用いてサーバから検索を行ないます。ndic の方がお手軽ですが、ndict の方がより高速な検索が可能です。

  1. ndic を用いる場合

    辞書を置いたディレクトリを引数にして、例えば次のように設定して下さい。

     
    (setq lookup-search-agents '((ndic "/usr/local/dict")))
    

    ディレクトリに含まれる全ての ‘.index’ ファイルが辞書として認識されます。先の SDIC 辞書と混在してあっても構いません。辞書を圧縮してある場合には、 dictzip コマンドを実行パスの通ったディレクトリにインストールしておいて下さい。

  2. ndict を用いる場合

    あらかじめ DICT サーバを立ち上げておいて、次のように設定して下さい。

     
    (setq lookup-search-agents '((ndict "dict-server")))
    

    DICT サーバの立ち上げについては、DICT Server を参照して下さい。


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2.1.3 FreePWING Dictionaries

FreePWING は、EPWING互換の辞書を生成する無償のツールです。このツールを使った多数のフリーな辞書が配布されています。 See section E-Book/EPWING Dictionary.


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2.1.4 PDIC辞書


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2.1.5 その他のXML辞書


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